倉田真、理子

そういえばそんなアイドルがいたなあ。えっ?漫画家とゴルファー?

「社会派くんが行く」号外にある唐沢氏の記事にハタを膝を打った。
”いま、大衆が求めているのは、腐ったミカンの方ではなく、必死で腐らない努力をしている自分たちの方なのである。優しいリーダーはどうして腐りかけのミカンしか贔屓しないんだ、という不満を、圧倒的多数の新鮮なミカンたちは持っていたのである。そこで、“非情”をウリにする小泉に、絶大な共感を覚えたのである。”

考えてみれば、選挙に行く気のある”善男善女”の多くは人生に対してどちらかといえば前向きな人々だろう。今回動いた無党派層はそういう人々だったのだ。政党はその層に対してメッセージを送るべきだったのだ。
民主党のメッセージは他人に手を差し伸べる余裕のある少数の人間とほとんど選挙に行く気力もない弱者に向けられていた。大衆の構造を読める人間と読めない人間。勝つべくして勝った小泉か。