2005-12-16 映画「お嬢さん乾杯」 いきなりモダンなアパートが出てきて驚く。街並みとのギャップがすごい。 しかし、これほど親子というのは似るものなのか。まるで一卵性双生児だ。観ている間中、DNAの凄さに感心しきり。 少し、佐野周二のことを調べてみたら、この映画を撮っているときには、妻と長女を亡くしている。演技はうまいのか下手なのかよくわからない。一見、大根風なのだが、キャラクターの味を出しているともいえる。 この時代にこの軽さの映画を撮れるのが、木下恵介のいいところかな。